穏やかな正月

正月の三が日,新潟は大きなニュースもなく天候も穏やかで神社の初詣もさぞにぎわったことだろう。

昨日,今日と箱根駅伝があった。柏原が新記録で山登りの5区を4年連続で制し東洋大が圧勝した。それにつけても走る人は大したもので尊敬に値する。運動は球技などはそこそここなすのだが,昔から走るのは短も中も長も大の苦手。従って,この世で運動会なるものが一番嫌いであり,いつも雨で中止にならないかと念じていたが,一回たりとも中止になった記憶はない。

思い出すのは中学校のとき毎年秋に行われた校内マラソン大会。自動車が増えつつあった時代でロードでは危険ということもあり,会場は当時関屋にあった競馬場で行われた。メインスタンド前からスタートし一周1800mのダート(砂地)コースを2〜3周する。学年別・男女別で走ったが,同級生の女子からオギリに「○○君,頑張って」と声援を受けるスタンド前は懸命に走った(フリをした)ものの,第2コーナーからは天を仰ぎながら青息吐息の状態で,成績はいつも420〜430人中の400番台だった。

このことがあって競馬場が嫌いになり,大人になっても馬券を買う気にならなかったのが唯一の救いである。