何よりの出迎え

今朝も4時半に目が覚めたが、ベッドの中でウトウトしながらトキを過ごし、06時、散歩に出る。昨日は雨で濁っていた宮川も今日は澄んでいて、コイも優雅に泳いでいる。
人気の古い町並みもまだ観光客は少なく、ゆっくりデジカメが撮れる。高山に泊まるのは初めて。高山の街も初めてと考えてたが、川沿いの「宮川朝市」に入り「飛騨牛串焼き」の看板を見て、カミさんと二泊三日程度のパックのバス旅行で来たことを思い出した。下呂温泉に泊まった翌日にここの朝市を見学し、二人で串焼きを食べたんだ。う〜ん、懐かしい、、
ホテルに戻り、朝のバイキング。昨日は気づかなかったが、周りはニーハオだらけでちょっと驚いた。08時半、ホテルを出発。富山へ向かう途中、飛騨市神岡の道駅「宙(すかい)ドーム」に寄ってみた。ここは二回目。前回は小柴さんの「スーパーカミオカンデ」があって来てみたっけ。館内には、昨年同じ研究でノーベル賞を受賞した梶田さんのことが大きく取り上げられていた。
富山市八尾の「おわら資料館」に寄る。内田康夫の「風の盆幻想」を読んで興味を持ち、テレビで男踊りの力強さ、女踊りの優雅さを見て、いつか来たいと思っていた。資料館は大したことなかったが、10分程度のビデオは面白かった。その後、踊りの会場となり日本の道百選にも入った「諏訪町」、坂の町の象徴でもある「石垣」など見て回るが、なかなか風情があり、本番の踊りも観たくなった。
旅の仕上げは富山ブラック」の元祖(?)「大喜西町本店」で昼飯。店内には色紙がずらりと並び、目の前には「スギちゃん」のサインがあった。メニューは、並(750円)、大(1,120円)、特(1,500円)に白飯(150円)、生卵(60円)のみ。濃い口の醤油スープはチトしょっぱすぎ、チャーシュー、メンマ、硬めストレート太麺も大したこと無し。これでアノ値段は高すぎじゃねーの? これで「富山ブラック」は卒業しよう。
15時半過ぎ、新潟安着。涼しい風がやさしく迎えてくれた。
久しぶりに車で走り回ったが、暑いときには、ヤッパ、エアコンのあるクルマだなと改めて感じた今回の旅だった。