海の記念日

朝からスッキリした青空が広がり、湿気も少なくてさわやかな一日だった。
今日は海の記念日。
小学校5年生か6年生の頃、海の記念日に佐渡汽船に乗船できる企画があった。希望者が多かったか少なかったか忘れたがとにかく選ばれて乗船することができた。夏休み近くで給食もなく、家で昼飯を食べてから、当時信濃川河口に向かって左岸にあった佐渡汽船に集合し「なみじ丸」に乗った。海で出て軽く一周し高々1時間足らずの乗船だったと思うが、ベタ凪にも関わらず波間を見てたら船酔いになり、下船後、岸壁でゲーゲーやった苦い思い出がある。そんな少年が50過ぎまで船に乗り、定年まで漁船漁業の仕事に就こうとは思いもよらなかった。
定年間近に年金額の計算で乗船期間の確認作業があったが、通算丸5年以上海の上にいたことがわかった。
センターへ移ってから、海の記念日を祝日にしようという運動があり、動員に駆り出されて霞ヶ関界隈をデモ行進したこともあった。
今晩のBSプレミアムワイルドライフ」で海の日にちなみ東京湾を取り上げていたが、稲毛のオジサンが元気な頃、千葉港にボートを出し、キスや穴子釣り、岸壁のカニ取りなどで遊んだときを思い出した。

「海」は恐ろしいが、楽しいところでもあった。もっとトシをとったら、3冊ある船員手帳をめくりながらじっくり海での出来事を振り返ってみるかな。