合掌集落・奥穂高温泉ツーリング

二泊三日のツーリングから今日帰ってきた。宿ではネット施設がなかったので、三日間を振り返り報告する。

10月8日(月) 天気はサイコー

五時半、目覚ましで起床。空は晴れているが、結構冷えている。発熱アンダーシャツを着こみ、ユニクロのオーバーパンツを履いて、6時半、出発。

新潟西I.Cから北陸自動車道を南下。長岡付近は14℃、無風だが切る風は冷たくヒーティンググリップの暖かさが身に染みた。
朝早ので途中のPAはまだ開いてなく、結局1時間ほど走った米山SAで「かき揚げソバ」の朝飯を取りながら最初の休憩。
時間に余裕があるので、80〜90㎞/hくらいでゆっくりまったり走る。名立SAでコーヒーブレイク、有磯海SAでは「五平餅」を食べてガソリン補給。天気が良いのでハーレー軍団も結構多かった。
小矢部からは東海北陸自動車道に入る。ようやく気温も上がり、城端SAでは冷たい「白川郷サイダー」を飲むが、甘ったるいだけで正直まずかった。

12時過ぎ、五箇山ICを下りる。間違って今晩の宿の相倉合掌造り集落へ先に行ってしまう。あとでゆっくり見れるので、先ずは目についた「夫婦けやき」に行ってみる。メインロードからすぐかなと高をくくり脇道を上っていくが一向につかない。しばらくして「あと15分」の看板が。最初から何キロ、何分、と書いとけよなとぼやきながらもようやく辿り着いた。片方は大分朽ちているが、夫の方か妻の方かはわからなかった。

昼飯は3キロほど離れた道の駅「たいら」で「白エビかき揚げソバ」を食べる。そういえば朝も「かき揚げソバ」だったことを思い出した。


菅沼集落





相倉集落と今晩の宿「五ヨ門」
合掌造りはもっと大きいかと思っていたが、意外とこじんまりとしている。
今晩の宿のお客は、フランス男とデンマーク女の若いカップル、ニュージーランド生まれでシアトルに20年住んでいるというアメリカ女性(40代半ばかな?)、それに私の4人と聞いてビックリ。国際色豊かだが今晩の公用語は英語だろうか、う〜ん、これは困ったぞ。




6時から囲炉裏を囲み4人で晩飯。空いてた皿には鮎の串焼きがきた。
宿の人が「こきりこ節」のビデオを見せ、「ささら」を持ち出して場を一生懸命盛り上げるが10分もしたら「あとはヨロシク」と引っ込んでしまった。
隣の米人女性とは、娘の留学先で私も2回ほど行ったシアトルのことなどで話があい、いろいろ教えてくれた。彼女は仕事を辞め一ヵ月の日本旅行中で、このあと金沢・能登を回り四日後に帰国する由。田舎が好きでガイドブックで相倉を選び、レンタカーのナビが言う通り走ってきたとのことだった。

一時間半ほどでお開きとなり各人部屋に戻ったが、何しろ隣とはフスマ一枚隔てているだけで音はほぼ筒抜けである。
イビキをかいたらどうしよう、ガスが溜まっても屁もできないと気にしながら早めに床についた。