昨夜は早めに寝て、今朝の5時までグッスリ。
泊りがけのツーリングでは、美味しいモノが多く、特にバイキング形式の朝飯で食い過ぎによる体重増が心配の一つである。
6時45分を待って朝飯会場へ。しかし、ここまで来ると心配なんて消し飛び、いつもの和洋折衷マゼマゼで皿に取りしっかり食べた。さすが秋田、ちゃんとキリタンポまであった。
8時半にホテルを出発し、角館の武家屋敷へ向かう。県道105号線は空き空きで気持ち良く走った。武家屋敷は落ち着いた良い雰囲気だ。公開している石黒家、青柳家、岩橋家などを見学し、アイスを食べながらぶらついた。一帯は車の乗り入れも可能であることから、帰りに愛車を記念撮影。
県道105号線をさらに北上して田沢湖へ。
着くと「たつこ姫」が出迎えてくれる。キンピカのきれいな像が駒ヶ岳とマッチして美しい。
湖の北側を回って対岸にある「湖畔の杜レストランORAE」で昼飯。店内の雰囲気もよくリッチな気分で、メインが桃豚のソテーの「シェフの気まぐれランチ」と「行者にんにく入りウィンナーセット」を戴く。
腹もいっぱいになったところで乳頭温泉郷へ。上っていくにつれ気温も下がってきたが、ほぼ独占のワインディングロードは爽快である。
休暇村から右折しさらに細い道を上って空地のような駐車場に到着。ここから一人通れるかくらいの山道を100mほど下り、ようやく「孫六温泉」に着いた。客はなく(後からひとり来た)、貸切状態で小さめの露天風呂に入る。少し硫黄の匂いがする透明のお湯で、もちろん源泉かけ流し。ゆっくり小一時間も浸かっていた。上がって一軒宿の縁側に座り、火照った体を冷やす。
予定より早く、今晩の宿である田沢高原のライダー歓迎で一泊二食付き8800円のホテルにチェックイン。バイク専用のガレージがあるという触れ込みだったが、停めたところは軒下のようなところだった。
6時から晩飯。やっぱり山のモノが多く、メインはキリタンポ鍋かな。ビールと高清水の冷酒を飲みながら箸を進め、ご飯を頼むとみそ汁のほかに冷たい稲庭うどんが付いてきたのが秋田らしい。
今日も時々パラリと雨がきたが昨日よりはずっとマシで、カッパ無しで走ることができた。明日は天気も回復するようだ。岩手山、八甲田の雄大な姿を期待したい。