刀だらけ
7時近くまで降っていたがその後止み、出発する8時頃にはスッキリ青空が広がった。高速を使わずに名古屋市内まで。ナビちゃんの言う通り走っていくが、渋滞気味になると「新しいルートでご案内します」のアナウンス。そのたびに、大通りから外れて住宅街、商店街を出たり入ったりで運転していて気が気でない。20㎞ちょっとの道のりを何とか走りきり、9時15分、中区栄の目的地に到着。
まだ時間が早いので、歩いてすぐの「名古屋市近代美術館」を観る。「民藝」の特別展をやってたが、地下1階の常設展のみ見学。入館料300円ながら、現代の美術、メキシコ・ルネサンス、エコールド・パリ、(何とかの)写真展示、などのコーナーがあり、パリではシャガール・モジリアーニ・藤田嗣治などの作品も展示されていた。また別室では、西芳寺の襖に描いた棟方志功の絵が展示されており、あの独特の力みなぎる絵と書に見入る。
10時ちょっと過ぎに名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」に入る。入館料は、老人割200円引、JAF割100円引の900円。ビル全体が刀剣ワールドで、1階がショップと本館、2~4階が常設・企画展示コーナー、6階では学習室などが設けられている。
2階から見ていくが、正に日本刀のオンパレードで圧倒される。重要文化財級から「伝」となっている有名無名のもの、家康の妖刀村正、鎌倉から江戸期、など「ビッシリ」と展示されている。
そのほか鞘・鍔、鎧・兜、火縄銃から維新後の鉄火器、企画展の源氏物語絵巻や屏風、江戸期の浮世絵など3フロアに所狭しと並べられており、総展示数は一体どれくらいになるのだろうか。お値段的にも絶対お得、機会があればまたジックリ眺めたいと思っている。
1時間半ほど見学した後、2階にあった喫茶・軽食の店で「味噌カツ丼」1,320円を食べる。一応「名古屋名物」の一点を戴いた。
時刻は12時、瀬戸市に向かって一般道を走るが名古屋の道路の難しいこと。3車線のうち、右が色違いの時間帯によるバスレーン、中央が直進の矢印付き、左が直進と左折t付きの矢印だ。まっすぐ「まっすぐ何㎞」の指示に従い、遠慮して左レーンを走ってると交差点近くで「左折専用レーン」に変身、あわてて中央に車線変更。それなら中央を走っていると、矢印が出てきて色違いのバスレーンに導かれそのまま交差点を通過し、し終わるとレーンの色が消えて直進の矢印のみとなる。ほとほと疲れる道路である。
13時15分、道駅「瀬戸しなの」に到着。これを書き終わったら館内を見て回ろうと思っている。明日はちょっと早めに出発、12時オープンの浜松・Gさんお薦めの「高遠温泉さくらの湯」に入る予定である。