昨夜は断続的に雨が降り続いたが、今朝はスッキリ青空となった。
7時、始動。マップルを見て、国の天然記念物「サカイツツジ」が自生する落石岬へ向かう。国道241号線を走り、厚床付近から南下。根室本線と並行して走る道道142号線はほぼ直線で、前も後ろも端は地平線に接している。
一時間足らずで落石燈台手前まで来たが、矢印通り砂利道に入っていくと50mほどでゲートが閉まっているではないか。その先には数頭のエゾジカたちが朝の食事中だった。ならば左に折れて進むと、こちらも途中でゲートが閉まっている。周りを見てもツツジらしい花は見えないし、諦めて納沙布に向かう。
根室に向かう途中、浜松海岸PAで休憩。この辺りも風力発電が盛ん、各岬の突端は浸食されて奇岩だらけだ。隣では昆布の天日干し、板上の製品になるまでこうした作業が繰り返し行われる。
9時過ぎ、納沙布岬に到着。航海実習を含め4回目の訪問となるが、その都度身の引き締まる思いがする。
今日は視界が抜群で70㎞余り離れた国後島の、左が泊山。右が羅臼山だ。さらにこの右手に爺爺岳も見えたのだが、我がデジカメでは撮れなかった
泊山の左手には、ここからだと一番遠い95㎞も離れた羅臼岳など知床連山も遠望することができた。
13㎞離れた水晶島はレーダー監視塔も見えるし、燈台だけの貝殻島は目と鼻の先である。国境の海よろしく、保安庁の巡視船がパトロールしている。
根室半島の中央北側にある「北方原生花園」に寄る。木道が整備されているが、花はまだ数える程度しか咲いていない。
一か月後、霧多布湿原に来たときにもう一度寄ってみるかな。
根室で有名な「しげちゃんラーメン」で、「醤油ラーメンと豚丼セット」1,100円を食べる。少しショッパ目のスープに極細縮れ麺、チャーシューほか具も多く美味しかった。豚丼は大き目のバラ肉が2枚、ご飯の量が普通の丼並みにあって結構食べ甲斐がありました。
道の駅「スワン44ねむろ」でバードウォッチング、のつもりが、全然見えない。木々が大きくなって視界も悪く、折角の景色が台無しだ。対岸主体に単眼鏡で30分ほど粘ってみたが、見えたのはカラスのみだった。
13時半過ぎ、今夜泊予定の道駅「尾岱沼」に到着。走らないつもりが今日も200㎞を越してしまった。ホッカイドーはでっかいどー、、、
