2023春 北海道気まま旅(初日~二日目)

5月9日(初日) 年金カップルだらけ

ゆっくり起きるつもりが、6時前に目が覚めた。外は青空が広がっている。

テレビを観て驚いた。異常気象か、伊丹では堤防が決壊して住宅街が水浸し、岩手では雪が降ったとか。北の寒気と太平洋岸を北上した低気圧が要因らしいが、北海道でなくてほっとする。

なんか気が急いて、10時前にマンションを出る。近くのスーパーで買い物をし、10時半にはフェリー乗り場に着いてしまった。周りを見渡せば、昨秋の景色とは一変し、なんとマイカーの多いことか。しかも、そのほとんどが熟年、熟々年カップルである。みなさん、新型コロナからの解放とばかり待ちわびたドライブ旅行なのだろうか。11時過ぎからトラック⇒バイク⇒乗用車の順で乗船開始し、定時に新潟出港。降り続いた雨で信濃川はドロ色だった。

ベッドを作りひと眠り、16時頃起きだして5階のポールド資格に席を取り、早や晩飯を広げる。半分凍らせて持ってきた金麦が融けて適温に、スーパーで買ってきた助六寿司に唐揚げ、紙パックの日本酒をやっつける。小樽到着は明朝4時半、食べ終われはあとはベッドに入って横になるだけだ。

オヤスミナサイ、、、

 

5月10日(二日目)早かったの?

定時の4時半、小樽港に接岸。下船に時間が掛かり、走り始めたのは5時を回っていた。天気は「晴れ」だが、峠の上はガスが掛かっており、濃霧注意報も出ている由。朝里温泉を抜ける最短で倶知安に向かうつもりだったが、あきらべて札幌を抜ける迂回コースをとる。

時間もあるので昨秋と同じく北海道神宮に寄り、6時の開門と同時に拝殿に入場し旅の無事を祈る。

境内は八重桜の散り際、エゾリス君も姿を見せてくれた。

 

定山渓温泉で14日まで鯉のぼりまつりをやっているということで寄ってみた。加茂市の川をまたいで多くの鯉のぼりがなびく姿を想像していたが、見えたのは遠くの方で一連だけ。風がないからダランをぶら下がってるだけで、まるで「鯉のぼりの干物」状態だった。

久しぶりに道の駅「名水の里きょうごく」に寄る。まだ観光客が来てないので、清々しい空気感が心地よい。展望台に通じる長い階段を上る元気なく、湧き水を汲んで早々に立ち去る。

倶知安に向かう途中、北側から南方の羊蹄山を臨む。5月に道内を走るのは初めて、勿論こんな雪が残る羊蹄山も初めて見る景色だ。

15分ほどで倶知安に到着。旭ヶ丘公園に近い「三島さん家の芝桜」が目的、ボランティアで花を育て、無料で開放しているところだ。なかなか見つからず、ようやく辿り着いたらナントまだ咲いてないではないか。

芝桜の手入れをしてた方(三島さん?)に伺ったら、「桜は早かったが、芝桜はほぼ例年通り。20日過ぎあたりから見頃となり24~25日がピーク、6月初めまで楽しめそう。楽しむなら午前中、羊蹄山の雪も今の半分くらいになる」とのお話だった。

さっき通ってきた札幌市内でがきれいな芝桜が見えてたので期待していたが、う~ん、残念。ここからの羊蹄山も絶景、紫がかったピンクの芝桜とのコラボを見てみたい。例年ここより早いと言われる東藻琴、滝上(たきのうえ)公園などを巡ったあとに、また来てみるかな。

倶知安から国道5号線を南下。「らんこし」「くろまつない」などの道駅に寄りながら長万部を経由し、せたな町の玉川公園に到着。14日から「水仙まつり」とあったので楽しみにしていたが、こちらは盛りのピークを過ぎてる感じだ。規模もさほど大きくなく、ちょっと期待外れだったかな。

途中で昼飯を食べる予定だったが喰いそびれ、結局江差町ラッキーピエロまで走った。昨秋と同じ「とんかつカレー」と「チャイニーズチキンバーガー(特製)」をオーダーする。時刻は14時近く、客はオレだけだったので10分もかからぬうちに出来上がり、テイクアウトする。

ラッキーピエロから5㎢ほど内陸に入った道の駅「あっさぶ」が、今晩のネグラだ。バーガーは夜食用に残し、早速「とんかつカレー」を食べる。うめ~、、、

明日は松前、白神岬を廻って木古内札苅村上公園」で芝桜を見るつもりだが、果たして開花状況は???

明晩はI先生手配の函館の民宿泊。たぶん(イヤ、絶対)飲んで書けないから、明後日二日分を報告します