痺れた、泣いた

今日も朝から穏やかな陽射しが降りそそぐ。しかし今朝は天気そっちのけで、テレビ桟敷に陣取って侍ジャパンの応援だ。

メキシコのピッチャー・サンドバルに抑えられ、佐々木も3ランを浴びて序盤は完全に劣勢。中盤もランナーは出るがあと1本のヒットが出ずイライラが募る。でも佐々木に変わった山本も点を与えず、日本が一点でも取れば流れは来ると信じていた。そんなイライラを吹き飛ばしたのが、7回裏の吉田の技あり同点3ラン。8回表にまた2点をリードされたが、もう一回近藤、大谷、吉田等上位に打順が回ってくるから絶対大丈夫と思っていた。9回裏の大谷二塁打、吉田四球、延長を考えずに吉田の代走周東、そして絵に描いたような村上のセンターオーバーのサヨナラヒットは想定外、テレビの前で立ち上がり手を叩いて大声が出た。涙腺が弱くなったご老人は感激で涙が止まらない。

特筆すべきは、的確な栗山監督の采配とそれに応えた侍Jの選手層の厚さだ。ワン・チーム、ワン・フォー・オール オール・フォー・ワン、いかにも日本らしい試合にマンゾクの一言だ。

明日はいよいよ決勝、相手は願ってもないアメリカだ。もうスモールベースボールなんて言わせない、堂々と守って、打って、走って、勝ってもらいたい。そしてテレビ桟敷で応援している年金ジジイを嬉し泣きせてもらいたい、、、