2022秋 北海道旅(十七日目)

天候回復

夕べ食べた「焼きとり弁当」、勿論ウィズ金麦であった。

こちらは泊まった「駐車公園」、ナント私一台だけだった。零時過ぎ、ちょっとガスってる中をトイレに行くときは、正直ビビった(でもチビらなかった)。

6時前、日の出を拝むつもりで展望台に行ったら、もうお日様は上りきっていた。今朝は雲一つない快晴、お目当ての「ラッコ」を探しに岬先端に移動する。

海面を双眼鏡、単眼鏡、勿論肉眼でも探すが、1時間近く経っても全然見つけられない。

そんなとき、大きな一眼レフを持ったオバサマが「こっち、こっち」と教えてくれて、ようやく撮ったのがこの一枚。アザラシかラッコかよく分からぬが、ラッコに間違いない。あの、海に浮かんで腹の上の石で貝を割って食べる姿を想像してただけに、動きの速いのには驚いた。

霧多布から厚岸に向かう。21年春の「こころ旅」で訪れた霧多布湿原の木道を歩いてみた。先端のテラスで火野さんたちは丹頂鶴を見ていたが、私は(アオ)サギにあってしまった。

「琵琶瀬」展望所からの風景も「こころ旅」に登場したもので、考えたら昨日の春国岱もそうだった。

厚岸町に入り床譚のピリカウタ展望台から大黒島を望む。母船式サケマスで調査船(96トンの独航船)に乗っているとき、釧路を出港してこの島の沖で変針し漁場へ一直線に向かったことを思い出す。

蝦夷三官寺のひとつ、厚岸町の国泰寺に寄ってみる。オバちゃんが掃除してたので「御朱印戴けますか」ときいたら、「本堂のありますから、自分で日付を入れて300円を賽銭箱へ」とのことだった。ボールペンで日付を入れてもナンカ有難味はわかなかった。

10時半過ぎ、一昨年も寄った厚岸海産で「カキづくし定食」1,760円を食べる。生ガキ2ヶ、焼きカキ3ヶ(JAF会員は1ヶサービス)、カキフライ3ヶ、それにアサリの味噌汁が付く。美味しかったが、肝心のカキがちいさくなったような、、、

時刻はまだ12時前、普通に走っても帯広までは悠に行ける。今晩はネット環境が欲しいので安いホテルを探してみると、素泊り4千円以下が4軒ヒットした。相部屋をのぞき、芽室のウォシュレット付き3,980円のビジネスホテルを予約する。厚岸から国道を走り、浦幌、十津川温泉の道駅で休憩しながらホテルに近づいていくと、ナントそこに丹頂鶴が二羽いるではないか。何とも感激、ここで逢えるとは思わなかった。15時半、ホテルにチェックイン。

今日の気温は23℃まで上がった。この先一週間はこの天候が続くらしいので、とりあえず明日も帯広付近をウロウロする予定である。