2022秋 北海道旅(十三日目)

風、未だ強し

天気は完全に回復したが、まだ風は強い。車を盾にして何とかお湯を沸かし、コーヒーをいれ、トウモロコシを茹でて朝ごはん。周りは広大なパークゴルフ場で、明るくなるとアチコチから「カーン、カーン」と球を打つ音が聞こえる。キャンプしている人達も早々にプレーに興じていた。

9時過ぎに出発し、30分ほどで宗谷岬に到着。ライダーたちで結構にぎわっている。間宮林蔵が見つめる先には、樺太の島影がはっきり見えた。

三崎を過ぎてオホーツク側に出ると、ところどころに竿を何本も使ってサケを狙う太公望が見かけられる。彼らも今年は不漁なのだろうか、、、

道の駅「さるふつ」の一角にある「まるごと館」で「生ホタテ焼」を食べる。ネットで見たときは「350円」となっていたが今日はナント「495円」、でも味はヤッパ「350円」と変わらないんだろうな、、、

11時40分、クッチャロ湖畔にある「はまとんべつ温泉ウィング」に寄る。泉質は昨日の「稚内温泉童夢」と同様無臭だが茶系でヌルっとしていて気持ちよい。

浜頓別から豊富町に通じる道道84号線の空いていること、50数㎞をスイスイ走って13時15分、豊富の「丸勝亭」に到着。ガイド本に載ってる「カツ丼」1,200円を食べる。蓋が閉まらぬボリューム、厚い肉なのに柔らかく、カツ丼好きの田中陽希君に教えたい店である。

帰りは大好きな「大規模草原牧場」を通って、15時過ぎにキャンプ場に戻る。

ここからは折り返しだ。予報は明日も快晴、利尻富士を見ながら日本海側を留萌まで南下する予定である。