2022秋 北海道旅(五日目)

ささやかな幸運

ドンヨリした曇り空で昼前まで断続的に小雨が降っていた。

8時からサロンでこれぞ「ザ・和朝食」というものを戴く。昨夜は閑散とした感じを受けたが、意外と泊り客が多いのには驚いた。9時過ぎ、チェックアウト。

登別温泉で地獄谷の写真でもと思ったが、もう駐車場は営業中で、写真一枚のためにに駐車料金500円は高すぎるので素通りする。一時間ちょっとで白老の「民族共生象徴空間ウポポイ」に到着。カミさんと来たア前身時代を含めると3回目の訪問だ。

最初にパノラマで一人一画面の「トリ目線の空中散歩」的短編映画を鑑賞するが、トリ立てて感激はなし。続いてシアターで「アイヌの歌・踊り・語り」の舞台を見る。着物の裾・袖をパタパタさせる鶴の舞ほか結構見応えはあった。ただ写真撮影禁止なのには参った。

いよいよ11時から予約していた「国立アイヌ民族資料館」に入るが、ナント今日は「当日券あり」の張り紙が、、、。一時間単位の予約券であるが、別に入れ替え制ではないから10時からの前のグループも残っているので、資料室はかなりの混雑である。ここでもシアターに入って20分ほどの「愛似の歴史と文化」なる映画を見る。資料室で係員に質問すると、マスクで分からなかったがナント青い目のお嬢さんで、さほど流暢でない日本語で一生懸命説明してくれた。12時半、ウポポイを出発。

北海道はガソリンが高め、160円/ℓを切っていれば御の字である。タンクが半分になるとキョロキョロして安いGSを探す。今日もウポポイを出てから探すが見つからず、苫小牧を過ぎたあたりで「158.8円/ℓ」を見つけ補給。終わって画面を見たら、勝手にスロットが回って3つ同じ模様になっているではないか。「大当たり」となって2円/ℓ引きとなり、総額「45円」の得となった。ホンノささやかな幸運である。

国道36号線を走り、一時間少々で安平町の新しい道の駅「あびら」に到着。国鉄の操車場があったところで売りは勿論「D51]である。鉄道マニアでもないが、間近に見ると黒光りする車体のカッコ良さに魅了される。

フードコートもあり、メニューを見ると「D51豚丼」820円なるものを発見。小腹も空いていたので迷わず食べてしまった。「ミニ丼」で薄いが大き目のロース肉が3枚、甘めの味付けでそれなりに美味しく戴きました。

苫小牧に戻る格好で道の駅「千歳サーモンパーク」に寄る。前来たときはワンサカ遡上していて、インディアン水車にもバンバン入っていたが、今日はよ~く見ないとサケがいるのかいないのか分からない程度だ。ニュースでも言ってたが、北海道各地では今年も大不漁となっているらしい。横浜のMちゃん、今年のイクラは高いですゾ~

さらに苫小牧に近づいて道駅「ウトロ湖」に寄る。生憎改修中らしいが駅は通常通り18時まで開いており、仮設の24時間利用できるトイレもあるので今晩はここに泊まることにする。今、駅のフードコートのカウンター席を借りてブログを書いている。電源が持つまでここで頑張り、あとは車に移ってポータブル電源を使うつもりだ。今晩の宿をナゼ苫小牧に固執するのか、理由は「明日の朝食のため」である。明日のブログを、乞うご期待、、、