2022春のドライブ(二十六、二十七日日=最終)

ついにゴール

昨3日(金)、泊まったのは世久見(せくみ)漁港に面した漁師民宿。窓を開ければこの景色だ。この集落に属する烏辺(うべ)島、村民以外立ち入り禁止とのこと。朝飯付き4,690円、メニューも十分だった。

8時半、宿を出発。30分ほどで鯖街道沿いの若狭町「熊川宿」に寄る。道の駅に車を停め、通りを散策。湧き水が流れ、雰囲気のある街並みっだ。

 

滋賀県に入り、マキノ高原の「メタセコイヤ並木」を走る。凛とした立ち姿が美形である。

並木道中間付近の東側にレストラン群と大駐車場ができ、並木の両側に歩道ができて便利になり、多くの客でにぎわっていた。

道の駅「マキノ追坂峠」により、琵琶湖の絶景を期待したが、霞が強くウッスラしか見えない。早々に切りあげて奥琵琶湖の集落へ急ぐ。

 

山裾と水辺のわずかな土地にしがみつくように立ち並ぶ「菅浦集落」。西・東にそれぞれ「四門」と言われる出入り口はあるが、東端より先に道はなく入るのは西からだけ。山は急峻で、昔は唯一舟だけが交通手段だったようだ。

琵琶湖の北側を大きく回り込み、長浜市の道駅「水鳥ステーション」に行く。目当ては、びわ鱒と鮎の押し寿司が4ヶずつ入って605円、琵琶湖産もロコ佃煮が380円。早速買い込んで車の中で昼飯、ほかにも独特の鮒寿司や佃煮、唐揚げなどがあった。

琵琶湖の北側にある「余呉湖」に寄る。以前リフトで上がった賤ケ岳の上から見たので来てみたが、う~ん、正直景観はあまりよろしくない。早々に今晩厄介になる越前町に向かった。

一般道を走り、敦賀市経由で16時頃越前町に到着。まだ時間が早いので越前温泉露天風呂「日本海」で一風呂浴び、時間調整。あとで「一緒に温泉へいくつもりだったのに」とO君から叱られた。

18時前、小樟のOさん宅に到着。O君はかにミュージアムに努める現役で、4年前に受けた心臓バイパス手術の大病を克服し、今では毎日の鍛錬で筋肉モリモリ、週一のゴルフもこなすなど健康そのものだ。積もる話に華が咲き、シンデレラタイム近くまでおしゃべりが続いた。

 

そして今日4日(土)、勤めで朝早く出られた奥さんに代わり、彼の作ってくれた味噌汁で朝飯を食べる。話は尽きなかったが、9時に彼の家を辞す。

家路につく前に、「一乗谷朝倉氏遺構」の「復元家並み群」を見に行く。大人330円のところナント70歳以上は無料とか、ラッキ~。

時代劇の撮影が行われていたし、スタッフが往時の住人に扮してムードを盛り上げてくれる。記念デジカメをお願いしたら気軽に応じてくれた。

11時ちょうど、福井ICより北陸高速道に入り一路我が家へ。2時間ほど走って「有磯海」SAで、持たせてくれた夕べのご馳走の昼飯を食べる。奥さんの揚げ物が絶品だ。

16時過ぎ、新潟の我が家に安着。先月9日から27日間、何とか無事に走り切ることができ、正直ほっとしている。総括は明日にして、もう遅いから寝よっと、、、オヤスミナサイ