2022春のドライブ(七日日)

見事でした

起きると外はドンヨリ本曇り。日中にわか雨の予報が出ていたが、何とかもってくれた。昨日までの梅雨を思わせるジト、ベトの感じではなく、空気は乾いている感じだ。

 

8時半ホテルを出発。ツーリング本をみて、巨樹があるという「宇美八幡宮」へ行く。20分ほどで到着すると、デッカイ樹が境内いっぱいにあってビックリだ。

ひときわ目立つのが「湯蓋の森」の楠だ。人が多く柵の内側に入れないのが残念だ。

奥にさらに大きな「衣掛の森」が鎮座していて、いずれも天然記念物となっている。

境内には、応神天皇が誕生の際に産湯に浸かったという湧き水がある。子安もご利益あるらしく、赤ちゃん抱いた家族連れが欠航音連れていた。

 

太宰府市にある五木・百寺の「観世音寺」へ行く。本堂、金堂はどちらも薄暗くて中には仏像が見えない。

それもその筈、仏像は別棟の宝蔵にすべて安置されている。さすが「仏教芸術の殿堂」と言われる所以が分かる。本尊の十一面観世音菩薩や5mを越える馬頭観世音菩薩などその光景に圧倒される思いだ。宇美八幡宮の巨樹と言い、見事でした。

 

朝倉市秋月城跡に行くが、見るべきものはこの長屋門くらいで石垣も大したことはなく、車で通過した家並みも平凡なものだった。ひどかったのは南の「三連水車の里あさくら」で、水車は鉄製となって機械仕掛けで動いてるではないか。そんなのナシだよ、、、

 

久留米市の五木・百寺「梅林寺」へ。臨済宗の修行道場である。門を入ると人の気配がなく凛とした空気が流れている。奥まったところの玄関に入り呼び鈴を鳴らして伺うと、やはり内部の見学はダメで御朱印だけ戴くことができた。

大川市にある「風浪宮」のご神木「白鷺の大クス」を見に行く。高さはないが、幹回りは歴史を感じさせる迫力があった。

 

NHKで紹介された柳川の「やながわ有明水族館」に寄る。魚好きのアンちゃんがオーナーに見込まれて艦長となり、水槽で飼っている魚を展示している。話がしたかったのだが姿が見えず、入場者も多かったので早々に引き上げた。

 

最後に「佐賀城跡」を訪ねる。もう16時を回っていたので、まだ新しい書院を模した資料館には入らず、周りだけ見て引き揚げる。

 

16時半、城から近い差が市内のホテルにチェックイン。明日は、武雄の巨樹、佐世保、西海を経由して長崎を廻るが、安宿がとれなければ今航初の車中泊となるかもしれない。ワクワク、、、