石段ぢごく？？？
今朝も本格的な秋を思わせる青空が広がった。昨日同様のオカズ（四角皿が増えた）で朝飯を食べ、9時、ホテルを出発する。今日も渋滞はなく、30分もかからずに高雄の神護寺に到着する。車も少なくヒマな駐車場のオッサンが、神護寺の歴史、境内での周り順序などを講釈してくれた。
駐車場から橋を渡ると350段もの石段が続いている。50段上って息を整え、50段上がったら水を飲みを繰り返し、上がり切る。
修理中の楼門をくぐり境内に入る。すぐ右手に鐘楼に続く石段があったが、もう上る元気はない。
ここは空海が唐から戻り14年間寓したところ、最澄との最後の会談もこの地だったとか。国宝薬師如来像のある金堂に詣で、御朱印を戴く。
崖沿いに行って「かわらけ投げ」に挑戦。6～7cmの素焼きの盃（かわらけ）4枚200円、投げ落とすことによって「厄を落とす」ことになるそうだ。
左から、太子堂、毘沙門堂、五大堂、明王堂、宝蔵。山の上を切り開いてよくぞ建てたものだと感心する。
神護寺から国道に戻り、500mほど上がると高山寺の駐車場に到着。また石段を上るが神護寺から比べれば可愛いものだった。開山堂を通過し、金堂に到着する。
金堂から下って国宝「石水院」へ。後鳥羽上皇時代の建物ということだ。
紅葉が始まると、格子窓のそとは見事真っ赤になるらしい。
庭自体は大したことないが、長押に掲げられた後鳥羽上皇の勅額、「ひいでてまずこうさんをてらすのてら」で「高山寺」の所以ということだ。
高山寺と言えば「鳥獣戯画」。ガラスケースの中に絵巻のレプリカが2mほどあり、その面白さが伝わってくる。
13時ちょうどホテルに到着。部屋に戻るには少し早いので、ブラブラ歩いて京都の台所「錦市場」に行ってみる。昨日もニュースになっていたが、若い人中心にすごい人出だ。前と違うのはニーハオとハシムニダがいないことぐらい。ラーメン屋やカフェなどは長蛇の列ができていて、早々に引き上げてきた。
明日は終日雨の予報が出ている。そぼふる雨の中で渡月橋付近を歩いてくるか、はたまたホテルで完全休養してるか、迷うところである、、、
