昼飯とらずに御朱印ラリー
昨夜はベッドで手足を伸ばしてマッタリ眠れた。6時前に起きると外はまだ小雨が降っている。7時半、300円の朝軽食を食べる。時間調整で8時30分にホテルを出発、明日香の山には靄が立ち込め墨絵の世界である。
オープンとなる9時ちょうど飛鳥寺に到着、もう5~6組が待機していた。往時は大伽藍があったというが、今は本堂ほか2棟ほどのこじんまりとした寺だ。
本堂に鎮座する3m余の飛鳥大仏が圧巻だ。右に阿弥陀如来坐像、左に聖徳太子孝養像が安置されている。ここは撮影自由、みんな心行くまでカメラを構えていた。
大阪に入って千早赤阪村などを経由し、河内長野の「観心寺」に行く。国宝の金堂の中は、何があるのか全然見えないくらい薄暗い。別に宝物館があり、仏像ほかが展示されているが、残念ながら撮影禁止だ。
山道を20分ほど走り、「弘川寺(ひろかわでら)」に到着。ここは西行終焉の地、少し上ったところに塚もあるというが、雨上がりで道も悪く(これ幸い)やめ、記念館でお茶を濁す。
再び奈良に戻り「當麻寺(たいまでら)」へ。今朝NHK総合で放映してたので混むのではと心配していたが、そうでもなかった。本堂・金堂・講堂を巡ると、仏像・四天王ほかズラリと並び圧倒される。
大規模寺院で塔頭も多く、水琴窟の幟を見て「西南院」の庭園を見学する。
奥之院、日本最古の鐘楼や東西にある三重塔など十分楽しめる寺院である。
一部高速を走って大阪市の中心に近い「大念仏寺」へ行く。境内に入ると、本堂の瓦大屋根に圧倒される。ここは声明も有名、本堂で朗々とライブお経が読まれていた。
大阪で4ヶ寺ある百寺巡礼の四つ目、聖徳太子ゆかりの「四天王寺」へ。大阪のど真ん中だからもっと小規模と思っていたら、ナンノ広い、広い。
今日の中では一番人も出ていたが、見た目はまだまだガラガラである。天気は回復したが、風が強くなってきた。
もう15時近く、今日も昼飯を食い損ねた。大阪は道駅が少なく、今朝当日割のホテルを調べたら寝屋川で空きがあり予約した。
ホテルへ向かう途中、三島神社の「薫蓋樟」に寄る。大阪一の楠の巨樹である。来ていた大阪のオバちゃんに写真を頼んだら「もう一枚撮ろか、あと一枚」と4枚もポーズをとらされた。
明日から京都市に8連泊だ。取りあえず明日はホテルへ向かう途中の宇治の万福寺、伏見稲荷大社を回りたいと思っている。
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