日付が27日に変わろうとするシンデレラタイムに、横浜から娘一家が来新。以前なら真夜中に起こされグズる二人の姫たちも、今回はゴキゲン麗しくニコニコ顔で再会だ。しばし笑顔を楽しんだのち、姫君たちには襖を隔てた寝床にお引とり願い、パパと遅くまで盃を酌み交わす。
明けて27日、ゆっくり朝飯を食べてからみんなで近場をドライブする。私のホームコースであるシーサイドラインを通って「角田浜」へ。みんなは灯台まで上っていったが、私は登り口で待機。灯台からの景色は「良かった」そうである。
角田から「じょんのび館」のまえを通り、下田にある「スノーピーク」のキャンプ場へ行く。当初ここで日帰りキャンプを計画してたが、すでに予約で埋まっており断念したところ。ここはスノーピークのヘッドオフィスがあり製品の展示販売場もある。さすがスノーピークだ。グッズの価格は私がアマゾンで揃えたモノとは桁が一つ違う。広場に張っているキャンパーの道具もみんなゴリッパ、ここで私のテントとタープを張るのは「トテモ」勇気がいるし、2千円の焚き火台の炎では仏壇のロウソク程度の明るさに違いない。
バイクでよく来る八木鼻まで足を伸ばす。ここにも県が誇るキャンプ用具メーカーである「キャプテンスタッグ」のキャンプ場があるが、4月中旬まで閉鎖中。ここで遅めの昼飯代わりにおにぎりをパクつく。
このあと道の駅「にいがたふるさと村」や「佐潟」など回り、夕食は西区新中浜の「鳥栄」で「鶏の半羽揚げ」を食べた。
今回の来新の目的は「Sちゃんの新潟短期遊学」。昨年の夏休みに計画していたのだがコロナ禍で断念、今回も危ういところだったが「二泊三日」のチョー短期で実現となった。28日9時、Sちゃんを残し、パパとママ、Mちゃんの3人は横浜に帰っていった。
ここからがSちゃんの新潟遊学の始まりだ。 実はこの朝Sちゃんから「オジコ、みんなが帰ったら楽しい思い出を作ろうね」と握手を求められた。彼女の期待に応えられるかどうか、相当のプレッシャーが肩にのしかかる。この日の午前中はスウィーツ作戦、三ツ矢サイダーにアイス、シュークリームと、パパ・ママが聴いたら腰を抜かしそうな「甘いモノ」でSちゃんに満足してもらう。ただし午後は雨模様で外出もせず、勉強がてら「算数」問題を作りながら時間を過ごす。
そして今日29日、雲が少し多めだったが段々青空が広がっていく。11時過ぎ、花見に白山公園へ。空中公園ではもう5分咲き状態、青空に桜がバえる。
昼ご飯は古町三番町にある「Ken’s Burger」へ。店お薦めの「古町スペシャルバーガー」をジャンボとレギュラーでオーダー、Sちゃんはレギュラーを選択し目出度く私はジャンボをパクつく。マンションに戻り、ボール投げで時間を過ごしてから夕飯は少し軽めにする。
今は20時を回ったところ。新潟遊学もあと十数時間、明日は午前の新幹線で彼女を横浜まで送っていく予定である。少し「甘々」のオジコであるが、Sちゃんの記憶に残る「短期遊学」になってくれたら幸いである、、、
