球磨川がヤバい

朝はまだ雨が残っている。日中は止む時間が長かったが、それでも時折強い雨が降った。気温も低めでワタシ的にはグッドだが、世間的には梅雨寒だったかもしれない。

集中豪雨でいま熊本・球磨川流域が大変なことになっている。ここ両日で「50年に一度」という表現から「百年に一度」と言われるくらいの降りになったらしい。被害が出ている付近は、この冬検討しGW明けのロングツーリングで走ろうとしていたところだけに胸が痛い。熊本市から宇城市の石橋を経由し百寺巡礼の人吉市本願寺人吉別院」を巡り、球磨村一勝地の乗り場から球磨川下りを楽しみ、球磨川下流にあたる海沿いの芦北町に出る計画だった。

センターに勤めていた頃、梅雨どきだったと思うが出張で枕崎滞在中に50㎜を越す集中豪雨にあったことがある。向こうの雨は一粒が盃一杯くらいあるのではないかと思うほど大粒で、バケツどころか風呂桶をひっくり返したような降りだった。市街でも低いところはあっと言う間に冠水したが、幸いそう長くは続かなかったので事なきを得た。その日の夕方だったか翌日だったか、水位が上がり泥色のものすごい勢いで流れる川の恐ろしさが忘れられない。

今年の梅雨は集中豪雨の被害が無くて済むのかなと思っていたら、とんでもないことになった。今のところ県内は問題ないようで、雪が少なかった分もっと降ってくれと思っている農家が多いかもしれない。

被害の出たところの一日も早い復興を願うばかりだ。