昭島支部長、逝く

朝からスッキリした青空が広がり、日中も北海道を思わせる少しヒンヤリした爽やかな一日だった。

先週14日、横浜のムコ殿からかねてより病気療養中の御父上が今朝亡くなったとの連絡を受けた。

御父上と初めてお会いしたのは2010年3月20日、娘とお付き合い中だったムコ殿が定年となって新潟に戻る直前のこの時期に横浜の中華街で食事会を開いてくださったときだ。丑年生まれの同い年で初対面のときから話があった。その年の9月4日には娘たちも揃ってみんなで来新され弥彦温泉の一泊旅行を楽しんだ。縁も深まって11年2月に娘たちは沖縄で結婚式を挙げることができた。その後もSちゃん、Mちゃんの誕生や入園・運動会などイベントのあるごとにお会いしジイジ談議に華を咲かせた。お仕事をリタイアされたあとは旅行を楽しまれ、16年6月20日フェリーで北海道へ渡る際にはここでシンデレラタイムまで酒を酌み交わしたことが懐かしい。

2017年夏の定期健診で難しい病気が発覚、翌年3月には十時間以上に及ぶ手術に耐えられた。術後の経過は良好で、19年2月には私も加えさせて頂いた一家揃い踏みのハワイ旅行、5月には御夫婦でドライブ旅行に行かれツーリング中の私と愛知でニアミスするという嬉しいハプニングもあった。順調に回復されていると信じていた矢先の昨年7月に再発転移が判明、ノホホンと過ごしている私には想像すらできないがそれから病魔との闘いが本格化し様々な葛藤があったと思われる。医学の進んだ現代にありながら容赦なく命を奪うガン、本当に憎く、そして口惜しい。

このブログにも「昭島支部長」としてたびたびコメントを戴いた。この一週間ボーっとしていたが、彼に読んでもらうためにもブログを書いていこうと思う。「天国支部長」としてこれからもよろしくお願いします。

逝かれてから早や一週間、今はただご冥福を祈るだけである、、、