五木寛之に感服

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夕べ少し雪になったのか、起きたらウッスラ白くなっている。冷え込みは厳しく今にも雪になりそうな天気だったものの、段々陽射しが出てきて日中は良い天気になる。今、ヒマをみては録り溜めていた「五木寛之の百寺巡礼」のビデオを繰り返し見ている。百寺全部揃っていると思っていたが、6ヶ寺ほど足りない。まあ「You Tube」という強い味方がいるので何ら問題はないのだが、、、。

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GW明けのロンツーでは残り7ヶ寺で西国三十三所観音巡りは結願となる。その後の旅の目的としてこの百寺を考えており、折角なので5月のツーリングで兵庫から西の中国、四国・九州、さらに福井、岐阜にある20数ヶ寺を巡る計画だ。

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番組をみるたびに、五木の仏教に対する豊富な知識、蘊蓄、耳に残る軽妙な語り口に敬服しているが、それにも増して彼の体力にも驚くばかりだ。先日みたのが鳥取県三朝の「三佛寺」。ここは「投げ入れ堂」が有名だが、本堂までには長い石段があり、お堂まではさらに修験者行場である険しい山道を上らなければならない。

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番組の撮影は2003~4年にかけて行われており、彼が71歳前後と私と同じ年代である。にもかかわらず根っこだらけの急登やときにクサリ場をスイスイ上っていく。番組の中で「この歳で上れるとは思わなかったが、お堂をそばに立った時の達成感は格別」とコメントしてるが、実はこの道、ときに滑落で死者も出る難所とのこと。五木はひょっとしたら番組にもたびたび出てくる役行者の生まれ変わりではなかろうか。

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 「君子、危うきに、、」で、私はこの寺は本堂までと決め、双眼鏡とズームで記憶と記録に留めるつもりだ。

百寺は奈良・京都に多いが、北陸・関東から青森の恐山までと広範囲にあり、2~3年かけて巡る予定である。そのため「五木寛之並みに」とまではいかないが、体力の維持に頑張らねば、、、