今朝6時過ぎ、大きな雨音で目が覚めた。かなりの降りでバイクなら迷わず「連泊」するところだが、車なら何とかなるだろう。段々弱くなる予想を信じ出発を遅らせたが変わりなく、9時過ぎ、チェックアウトする。先ずコンビニに寄り、朝飯と傘を購入する。
第10番札所「三室戸寺」
宿から2㎞ほどですぐ到着。ここも紅葉の名所で、雨に打たれるモミジも風情がある。
石段を上がった境内に、金運福運健康運の「宇賀神」、ハラの中の卵型の石を立てると運気が上がる「兎」、口の中の玉を触ると勝運が上がる「牛」の像があり、触りまくってきた。
雨ながら気分よく写真を撮り終わり、車で次の寺に走り出してから「あ、御朱印を忘れた」ことに気づき、慌てて戻る。お陰で駐車料金が倍の千円を払う羽目に、、、。
第22番札所「總持寺」
高速を走って、30分ほどで到着。幹線道路からちょっと奥まったビル群の一角にあり、境内全域舗装といった近代的な寺だ。
何もかも新しいと、ナンカご利益が薄れていく感じがするなあ。
第23番札所「勝尾寺」
茨木市内から「勝尾寺」の案内板に従い、府道4号線の山道をひたすら上がっていく。紅葉が段々艶やかとなったころ、ようやく到着。
青空の下ならもっと映えるのだろうが、雨の中もそれなりに風情がある紅葉だった。
第24番札所「中山寺」
高速を走って兵庫県宝塚市に入り、民家の密集地に突如現れる感じだった。
ここは安産にご利益があるそうで、妊婦に優しく石段の脇にエスカレーターが設置されている。
参道に咲いていたナントカというダリヤ。もう14時を回っていたが前の店に入り、名物の「ニシンそば」1,078円を食べる。よく凍みた柔らかいニシンの味が抜群だった。
第21番札所「穴太寺」
高速で再び京都に戻り、幹線からあぜ道のような細い道を抜けて到着する。今までの寺に比べ、地味な寺である。
こじんまりした境内もなかなか趣があった、気分が良かったのはここまで。このあとが大変だった。
今晩は人生初の「車中泊」と決め、道の駅を三か所ほど選んでいた。順調に走って「穴太寺」まで廻れたので、16時ちょっと前に道の駅「かめおか」へ行く。ところがここには駐車場に整備員がいて、看板には「駐車場は21時に閉鎖」の文字が、、、。しょうがない、宿でも取るかとおもって調べたらどこも空いてない。ほかの道駅うぃ調べると、一番近いのが南丹市の「京都新光悦村」。ダメなら高速のPAで泊まることにしてとにかく行ってみることに。
途中のコンビニで食料を仕入れ着いたのは17時半過ぎ、もうあたりは暗い。駅の店舗は閉まっていたが駐車場はオープン。それからカーテンを引き、PCをセットしたり忙しいのなんの。何とかカッコがついたときは、もうあたりは真っ暗になっていた。果たしてこれで安眠できるか、明朝がコワイ、、、