甚大な被害、そして歓喜の涙

起きると雨は上がっていたが、風はまだかなり強い。

被害状況が気になり早速テレビを点けると、もうビックリ。昨夜寝るときは、ダムの放流で洪水の危険性が云々と言っていたのに、あちこちの河川で堤防が決壊して住宅街が水浸しとなっている。結構バイクで走っている千曲川の決壊は驚きだ。

時間が経つにつれ、被害も広がってくる。避難所に向かう途中だったんだろう、多くの車が陥没した道路や水没にあって命を落としている。暗くなってからの避難がいかに危険であるか、改めて思い知らされた格好だ。

この台風で試合ができるかどうか懸念されていたラグビーW杯の大一番、日本対スコットランド戦だが、今晩予定通り実施されることに。最近、試合中止になれば法的措置をとるとか、サモア戦の判定にエチャモンを付けるなど、ラグビー強国の名にかけてプレッシャーをかけるスコットランドの態度が、ホント、可愛くない。リーチ・キャプテンではないが、ポコポコにポコッて欲しいものだ。

開始直後、あっさりトライを奪われて心配されたがその後の3トライ、後半開始早々の4トライ目で28対7と大きくリードしBP1も獲得した。その後2トライを返されて流れはスコットランドに、しかも残り時間はまだ20分以上もある。しかしここからの日本の頑張りがすごかった。特に10分をきってからのボールの取り合いには力が入り、スコットランドの本気度も伝わってきて、思わず声が出てしまった。そしてタイムアップ、そのまま日本が押し切った。両チームともリザーブを使い切るそ総力戦、ポコポコと言うわけにはいかなかったがガップリ四つで勝ったのだから、もう奇跡でも何でもない、見事な勝利だ。選手は泣いてないのに、勝った瞬間涙がでてきた。

さあ、目標としてきたベスト8は達成し、次の相手は南アとなった。ここまできたら奇跡でもスーパージャイアント・キリングでも何でもいい、ベスト4へ何が何でも進出して欲しいものだ。