5時に目が覚め、早速ナデシコを応援。これは延長かなと思った途端PKにより1点を献上、残念ながら今回はベスト16で終わってしまった。外は曇り、風は結構強そうだ。7時フェリー会社に電話すると、高速船2便のうち8時発は欠航、11時は検討中とのこと。取りあえず天売に行き、11時の高速が運航すれば焼尻に渡ることができる。それに天売の方が見どころが多いようだ。
8時前、バイクでフェリー埠頭へ。昨日確認した通り、バイクは会社の倉庫に置いてもらえた。8時30分、羽幌を出港。海上はやや時化ていて時折船体が波を叩いている。焼尻を経由して1時間35分、定刻の10時05分に天売島着岸。天売では青空が一気に広がっていた。早速岸壁前の店で2時間2千円也のスクーターを借り、走り始めた。
海岸線が見えるところは、海鳥がいっぱい。黒いのはほとんどがウミガラス、通称オロロン鳥だ。ウミネコとセグロカモメの区別はちょっと難しいなあ。
島は港から右回りで12~13㎞だ。展望する場所は少ないものの、島を囲む海岸線は見応えがある。
2時間でほぼ島を2周して12時半、スクーターを返す。フェリー乗り場に寄ったら、やはり11時の高速も欠航が決まっていた。羽幌に戻る便は15時50分の出航でまだ3時間もある。
それなら先ずは腹ごしらえと、近くの食堂で「海鮮丼」1,500円を食べる。店内は島を周り終えた団体客でいっぱい、みんなどうやって時間をつぶすか話し合っていた。海鮮丼のアジはまあまあ、でも右下のマグロ(キハダ?)の薄さと言ったら、、、フグ刺しでもないのに透けているのにはビックリだ。
島の近くにある浅瀬のゴメ岩灯標。望遠でのぞくと、下にはオロロン鳥でいっぱいだ。
港の赤灯台から焼尻島を臨む。午後になってますます天気は良くなったが、風は収まらない。ここから利尻富士が見えても良いのだが、北側の水平線には雲がなびいていた。
15時半、フェリーが到着。帰りは波を叩くまではいかないが、寝ていれば体がゴロゴロするくらい揺れていた。17時半、羽幌到着。昨日は二日分のブログを書くため風呂に入らなかったので、帰りに近くの温泉にはいってきた。
明日から道内全域、どうも空模様が怪しくなった。宿は抜海町のいつものところにとったが、まあ空を眺めながらゆっくり行こうと思っている。