雲は多めながら、今日は雨の心配はない。サービスの朝食（レーズンパン、ゆで卵、コーヒー、オレンジジュース）をしっかり食べ、8時半、ホテルを出発する。
20分ほどで墨俣一夜城に到着。碑があるだけかと思ったら、絶対一夜ではできない立派な城（もどき）があった。
墨俣から30分ほど走り「大垣城跡」に到着。ごく一部しか見てないのだろうが、意外とコンパクトな感じを受けた。
県道95号線で南下、養老町から「お遍路コロガシ」も真っ青な細いくねくね径をひたすら上り、やっと滝の駐車場に到着。そこから石段を下ること5分、ようやく「養老の滝」に着いた。適度な高さで適度な水量、火照った体にマイナスイオンが優しくふりそそぐ。戻るときに数えたら石段は192段だった。西国観音巡りの4番札所「施福寺」は1100段と聞く。今日の坂が予行演習になったのか、予定通りなれば18日に結論が出るだろう。
国道258号線を南下し、三重県桑名に入って「多度大社」に行く。ここは伊勢神宮と親子の関係にあるんだそうな。少し奥まったところにある「本殿」はなかなか趣があった。
ここに来た理由は、テレビで見た「上げ馬」の坂を見たかったから。人馬一体で坂を上がり切るか否かで吉凶を占う神事だ。狭いところだが、坂自体は迫力がある。神馬に与える人参一皿が百円だった。
東桑名ICから高速に入り、関宿のある亀山へ向かう。時刻は正午過ぎ、入ってすぐの大山田PAで「カツ丼とうどんセット（850円）」を食べる。うどんの器が瀬戸物で熱いのなんの、もう少しでひっくり返すところだった。今日の気温は23℃ほどで下道での信号待ちがアッチッチだったが、亀山ICまで30分ほどの高速走りはサイコーだった。
亀山市内からやや西にある「関宿」に到着。町並みは妻籠などとドッコイだが、平坦な道がどこまでも続く感じだ。
観光客も少なく、1時間ほどゆっくり散策。少し汗をかいて甘味処で「クリームあんみつ」を食べた。
15時過ぎ、亀山市内のホテルにチェックイン。ベッドに横になったと思ったら、30分ほど寝てしまった。明日は伊賀上野城跡、忍者屋敷、法隆寺、そして西国観音巡りの始まりとして興福寺南円堂を廻り、奈良駅前に宿泊の予定である。
