八年目のこの日

3月11日、またこの日がやってきた。追悼するかのように、一日中涙雨が降り続く。

あれから8年、この週末から大震災の特番がテレビで流れている。折角再建したのにブームが去ったかの如く客足が落ち経営難の民宿、嵩上げを含む大規模なインフラを整えたのに空き地同然の現状、復興住宅で増えている孤独死問題、猶予期間が切れ借入金の返済が迫っている事業主、etc. どれもこれも切実な問題である。歳でますます涙腺が緩くなってきたので、番組を視ては涙している。

この時期になると何もできない、していない自分が情けなく、不義理をしている被災地の友人・知人に対して申し訳ない気持ちになる。未だに自分に何ができるか分からないし今更という気もするが、今年こそじっくり東北を訪れたいと思っているが、、、