明治維新150年

午前中魚を見にピア万代に出かけたが、バスが何台も来ていて年末並みの混みようで早々に帰ってきた。良い魚も少なかったなあ。
今年は明治維新150年、テレビでも何かと特番が組まれている。思い出すのが、50年前の1968年(昭和43年)の出来事だ。
当時、私は大学一年生。品川駅港南口から歩いて10分ほどにある大学内で寮生活をしていた。ある日、部活を終えて部屋に戻ると、4年生から「銀座へ行こうか」と声をかけられた。夜の銀座へ行くのは初めてでワクワクしながら先輩の後をついて行く。山手線を新橋駅で下りて銀座通りへ出ると、ものすごい人出でみんな何かを待っているようだ。そのうちパレードが始まり、きらびやかな車の上できれいな女性軍が愛想を振りまいている。当時はグループサウンドの全盛期、パレードにはテンプターズ、カーナビーツなどが車上でガンガン演奏していて、女の子たちがその脇をゾロゾロ取り巻いていた。新潟から出てきて半年、ウブな19歳の少年にとっては、眩しすぎる光景だった。これは明治維新百年を記念した「光は銀座から」と称したパレードであることをあとから知った(ネットで調べたら、10月23日だった)。
あれから50年。紅顔可憐な少年も来年古稀を迎えるオジンとなった。「明治ともども、昭和は遠くなりにけり」である、、、