大魚、逸す

昨日、今日と真夏のような暑い日が続いている。
サッカーW杯の決勝トーナメントが始まって昨夜は三日目、いよいよ日本の登場だ。23時からブラジル対メキシコを観戦、前半はスコアレスだったが、段々地力の差が出てブラジルが2‐0で勝利した。それにしてもネイマールという男、抜群のセンスをもっていることは認めるが、ちょっとぶつかったり踏まれたりしたときのチョー大げさなジェスチャーには辟易する。
この日は完徹。日本戦までに枝豆で深夜のイッパイが始まり、撮り溜めたビデオを見ながらコバラを満たす。
27時(03時)、いよいよ日本対ベルギー戦が始まった。日本のスタメンは第1、2戦と同じ、心配していた立ち上がりも堅実で積極的に攻めていく。中盤は防戦一方となるが、しっかりマークができていてアザールルカクには仕事をさせていないのはリッパ。前半をスコアレスで終わらせたのは作戦通りだったカモしれない。
驚いたのは後半立ち上がりのニッポン。縦パス一本で原口が右から抜け出し、落ち着いてゴールを決める。その5分後、今度は乾がゴール前のドリブルから無回転ミドルシュートを決めた。これはもう鳥肌モンである。いくら試合途中としても残り時間はタップリあるが、2‐0と日本がリードするなんて誰が予想しただろうか。正にロシアの奇跡である。
しかしメンバー交代して本気モードになったベルギーはさすがだった。残念だったのは一点目の失点、フイをつかれた格好だが、川島、捕れなかったかなあ? 身長差をつかれた二点目も残念な失点だった。その後は何とか頑張って失点を抑え、逆に終盤は日本が有利に進めていたのに、あの本田のCKはちょっと疑問だ。ショートを使うか、それとも低いボールで手前に出すか、いずれにしろ残りもないのだから延長覚悟で時間を稼ぎながらチャンスを狙うべきだったのではないだろうか。直接キーパーに補給され、あっという間にカウンターを喰らって万事休す、、、
予選最終戦でのパス回しで国際的に批判を浴びていたニッポン、一方的な試合で負けてたら「それみろ、16強に値しない」と大ブーイングを受けていただろう。それがもう少しで8強まで行けそうだったんだから、世界を見返してくれたニッポンはすごいゾ、、、
ニッポンは終わったが、私のW杯はまだまだこれからだ。今晩も頑張ってコロンビア対イングランド戦を観なくっちゃあ、、、