春のロングツーリング(十七日目) 視界がイマイチ

起きたら予報通り青空が広がっている。7時前ホテルを出発し、高速を利用して山鹿市の「八千代座」へ向かう。
30分ほどで到着。ここはこころ旅のロケ地になっている。金毘羅歌舞伎同様に時間外で見学はかなわなったが、これたことだけで満足である。ここから20分ほど走って「日輪寺」へ行く。先月放送も含めて今まで3回ほど紹介されていて、正しく「こころ旅の聖地」である。境内に「大仏なで仏様」がおわす。つま先を撫でさせて戴いたが、中は空洞だった。この後島原へ渡るべく長洲港へ行く。思えば三年前、多比良から長洲に渡ったときは雨が降り、ナビがイカれて旅を続けるか否か最悪の状態だったが、今日はそのリベンジができた気分だ。フェリーの乗船時間は45分、料金は1,100円、助かる〜。多比良から388号線で雲仙温泉向け上がっていく。
仁田峠第二展望台からの島原方面と平成新山。今日は雨上がりなので絶景を期待したが、生憎の黄砂で視界はイマイチ。このあとロープウェーで妙見岳へ上がってみたが、景色は大したことない。ただ山肌にはミヤマキリシマが見頃を迎えており、目を楽しませてくれた。
温泉街に戻って「雲仙地獄」を見るが、ウ〜ン、別府からみると可愛らしいなあ。一気に下って「島原城」に行く。前にも感じたが、これ本当に昔の姿なのかなあ? あまりにも均整が整いすぎている感じがするよ。
城近くの武家屋敷を見学。小規模だが両脇の石塀と湧き水が流れる堀が印象的だった。
明治期に別荘として建てられた「四明荘」に行く。湧き水の池に鯉が泳ぎ、あやめが咲いている。お茶を飲みながらゆったりした気分を味わった。昼飯は、島原名物の丸餅2ヶに鶏肉や野菜たっぷりな「具雑煮」700円と、ニュウメン風の冷たい「そうめん」450円、どちらもあっさり味で旨かった。
明日は雲仙でまきあみ漁業を営んでる後輩を訪ねmその後野母崎をまわって長崎市に泊する予定である。