オバカン旅行 2017 秋 (二日目) 晴れて良かった

朝障子を開けると、目の前に黒姫山が迫ってきた。空は晴れ上がり、風も穏やかで絶好の行楽日和である。6時に起きて先ずは朝風呂、姉たちは5時前から入りに行ったらしい。
07時20分、朝食会場で和洋のバイキングを食べる。写真はホンの序章、二皿目には肉じゃがなどをしっかり戴いた。09時チェックアウト、「いもり池」へ向かう。
10分ほどで到着。朝より少し雲が増え、右の妙高山はなかなかテッペンを見せてくれない。木道が整備された周囲500mほどの池を一周し終わった頃、ようやくその姿を見せてくれた。
いもり池の前の道を上っていくと、段々細くなってやがてクネクネウネウネの悪路となる。慎重に走ること20分、笹ヶ峰放牧場に到着。この付近、昨日は吹雪いたそうで一面ウッスラと白くなっていた。コーヒーで体を温めたレストランのベランダからは、新潟県で唯一の活火山「焼山」が雪を被って真っ白になっていた。
上ってきた道を下り、妙高高原からは県道95号線で斑尾高原を抜ける。昼飯に向かったのは、飯山市の「富倉そば本店」。この店は「こころ旅」で一行が2回食事したところで、一度来たいと思っていた。店内には火野さんとのツーショットが飾ってある。カウンター内に頑固そうなそのオヤジが一人、壁には「もり、大もり、リピーターもり」の紙が貼ってあるだけだ。このオヤジ、寡黙かと思いきやしばらくしたらしゃべるは、シャベルは。「火野さんが2回食べたのはこの店だけ(これはウソ」「日テレに5回取材された」「ツナギは高価な天然ヤマゴボウの葉だけ、新潟のそば処である十日町からも食べにくる」等々。肝心の「もりそば」を撮り忘れたが、香りと歯応えはよかったものの「特別」というほどではない。「男は黙ってソバをつくる」方がよさそうだ、、、。
道の駅「花の駅千曲川」で食後のソフトクリームを食べ、13時過ぎ、長姉を飯山駅で下ろして帰路に就く。新潟県に入った津南町十日町あたりで雨に降られたが、あとは慎重に運転するだけ、16時、次姉を送り届けて今年のオバカン旅行を無事終了することができた。次回は来年4月。今年中止となった山形を考えているが、これからゆっくり検討したいと思っている、、、