北海道ツーリング 2017秋 (十四日目)  二回目の完全休養

朝、窓を叩きつける雨で目が覚めた。予報通りだが、雨は長続きせず降ったり止んだりの繰り返しだ。こんな天気の中で走らなくて正解と、自分を納得させる。7時半から朝飯。夕飯の時も感じたが、コメは近所のななつぼし」で非常に美味しい。同宿したチャリダーは、風が強まらないうちに札幌まで行きたいと雨、風の中、早々に出発した。彼の恰好は、上下のレインスーツ、その上に裾が広がるレインコートを着てバッグを担ぎ、さらにその上にポンチョのようなもを羽織る重装備。雨に濡れるより中から蒸れてビショビショになるらしい。駅まで送るからとご主人は輪行を薦めていたが、チャリダーとしては走りたいんだろうな。
10時オープンに合わせ、タブレット、旅の本などもって近くの「太美温泉万葉の湯」へ送ってもらう。タオルから館内着など一切を含み、入湯料850円。大きな浴槽のほか、ジャグジー、サウナ、水風呂、露天、有料の垢すりもある。交互に湯に漬かり、11時半、午前の部を終了。LLサイズの作務衣を着て食事処へ。TVで、台風は間もなく桧山に再上陸するといっており、ここ当別町では14時前くらいにもっとも接近するようだ。道内では雨の被害がでてるらしい。TVに近い席を取り、餡かけ焼きそばを肴に生ビールをグビッと、、、。食後は休憩室のリクライニングシートで一時間ほどお昼寝タイム。
14時半から午後の入浴。この頃には雨は止んでいたが風が非常に強くなっていた。上がって休憩室に行くと、道南のほか、この前好天の所を選んで走ってきた大樹町、広尾町えりも町浦河町と、太平洋の海岸線沿いの地域で川の氾濫予想がでていた。
今晩の客は私一人、ご主人と差し向えでゆっくり夕食を戴く。暗くなっても風はまだ強く、雨も時折降っているようだ。明日は、午前中札幌市内の「北海道開拓の村」を見物し、市内で昼飯、天気次第で前回行けなかった「藻岩山」を経由して小樽へ向かう予定だ。
天気は午後から少し崩れるところもあるようだが、あまり心配ないらしい。今航最後の道内の走りとなる。ネズミ捕りにかからぬよう、慎重に、シンチョウに、、、