2017 北海道ツーリング(六日目) ガーデン巡り

昨夜の予報はお日様マークがついてたのに、今朝になったら「曇り」一色に変わっている。空を見れば低い雲が垂れ下がり、今にも振り出しそうだ。8時半、いつでもカッパを出せるように名寄のホテルを出発する。
国道40号線を南下して間もなくポツリポツリとあたってきたので道駅「けんぷち」に入り、防寒も兼ねてカッパを着込む。それにしても今日も寒い。比布北ICから愛山上川ICまで無料の高速を利用し、10時過ぎに上川町菊水にある「大雪森のガーデン」に到着。入場料は800円だが、ここと当麻の「上野ファーム」、富良野の「風のガーデン」の三か所をめぐる共通券1,600円を購入した。


園内は適度な混み具合、圧倒的に中高年カップルが多い。根っからの花音痴だが、きれいなものを見るのは好きだ。右側エゾスカシユリ、左側はヒマラヤケシの花、左端ギョウジャニンニク稚内の醤油漬けが旨かった。セイヨウかニホンかマルハナか知らないが、ミツバチ君も頑張ってた。全体的には花は少なく、これからのガーデンのような気がした。
帰りの駐車場でハプニング。新潟ナンバーを見て、同年代のカップルが声をかけてきた。聞けば同じ新潟の人、ドコ?となったら、ナント信濃川を挟んで向かいの関屋の方だった。私より一日遅れのフェリーで来道、金曜の便で帰るそうだ。
次に昨年も寄った当麻の「上野ファーム」へ行く。こちらの方が圧倒的に整備されているし、種類も多く華やか。種類が多すぎて花名が全然付いてないから名前はチンプンカンプン、でもきれいだ。射的山に上がると、火野さんと病気のある少女との透明感のある風景がよみがえる。


当麻の道駅で昼飯にチャーハンを食べたあと、美瑛に向かう。先ずは「北西の丘」から二年ぶりのパッチワークにご挨拶。お気に入りの「マイルドセブンの丘」、なんとなく規模が小さくなった気がするなあ。このあと一旦今晩の宿に行くが、チェックインは16時からだという。バッグだけ置かせてもらい、またちょっと走ってきた。宿は美馬牛駅のすぐそば、4〜5㎞走って「新栄の丘」に行く。天気は回復してきたものの十勝連峰はまだ雲に隠れている。また戻って美馬牛近くの「四季彩の丘」に寄ってみた。前にこの時期に来たときには、花の絨毯で圧倒された気がしたが、今年が少なく、縞模様を写すのに苦労するほどだ。
それにしても美瑛はどこへ行っても「ニーハオ」だらけ。大型バス、レンタカー、チャリンコ、果ては大きなスーツケースをガラガラ転がしながら観光している。
明日は「風のガーデン」をメインに、この辺りをじっくり走ろうと思っているが、どうしたもんだろう。まあ、今晩じっくり考えてみよう、、、