梅、三題

朝は晴れていたのに、8時頃暗くなってきたなと思ったら一気に雪が降ってきた。これで今日一日「引籠り」を決める。雪は長続きせず、すぐ雨に代わって午後から雷も鳴り響く。
梅のたよりには程遠いが、今、ここには三つの梅がある。一つが、期間限定販売のカルビーかっぱえびせん紀州の梅」だ。カミさんの大好物で横浜にいたころ、この季節になると週末の散歩や通勤帰りに買ってくるよう頼まれたものだ。それまでのえびせんに比べスッキリした後口で美味しく、それ以来年が明けると店頭に並んでないか注意するようになった。
二つ目は「梅酒」だ。何年モノか皆目わからないがキッチンの棚の奥にずっと鎮座している。いつもは存在を忘れており、それでも年に一度か二度、見つけ出してはチラッと舐めてみる。元が焼酎だけに味は変わってないようだ。残り少ないので飲んでしまえばそれまでだが、ナンカもったいないような気がしてそのまま仕舞いこんでいる。蒸発しない限り、十年後も残っていることだろう。
三つめは「梅干し」だ。8年前になるが寺尾の実家を整理した際に持ちかえってきたもので、母親手作りの梅干しだ。もう汁っ気はほとんどなく梅や紫蘇も塩を吹いてはいるが、処分するのがしのびなくそのままにしている。これが今、私の減量に一役買っている。最近冷蔵庫にストックしておくご飯で朝飯にお粥を食べるが、その際、鍋にこの梅干しを刻み紫蘇を入れて一緒に炊くと、いい塩梅になる。
大相撲初場所稀勢の里が初優勝し横綱に昇進するようだ。地力はあるが何回も期待を裏切られたし、相撲自体がヘタクソだからもう無理と思っていたが、よく頑張った。私も苦節?年、オフクロの味で「減量のヨコヅナ」目指して頑張ってみっかぁ、、、