北海道ツーリング 2015 秋 (六日目) 馬券ハズレた〜

冷え込みは和らいだが、いつ降ってもおかしくないような曇り空だ。
ゆっくり朝飯を食べながら、同宿した人達と帯広近辺の情報を交換しあう。九時過ぎ、チェックアウト。
午前中は完全に時間つぶし。この付近でまだ行っていない道の駅「おとふけ」へ行く。十勝はさすが農産物の供給地、どこの道駅も産直売り場が充実している。新潟と比べても、価格は恐ろしく安い。
大分早いけど、今晩の宿である帯広駅前のホテルへ向かう。バイクと荷物を預け、、街中を散策しながら昼飯を食べて帯広競馬場へ行くためである。鍵はもらえなかったが、チェックインを終え荷物を預ける。エカッたのは、地下の駐車場にバイクを置けたこと。今晩遅く雨の予報が出ているので助かるオモテナシだ。
帯広駅前で道内のB級グルメグランプリをやっていて、どのブースも大変な賑わい。比較的空いていた「十勝のコーン炒飯」500円を食べた。コーンは確かに旨かったが、ベーコン炒飯は普通以下。行列ができないのもわかるというものだ。このあとモスバーガーでさらに時間を潰し、一時半過ぎ、帯広競馬場に到着。先ずはビギナーインフォメーションで、マークシートによる馬券の買い方を教わるった。
各レースにおいて、二人の孫の誕生月日に関わる数字「1,2,4,8」、この枠番の馬が一着と二着にくる「馬複」6通り、一〜三着となる「三連複」4通り、計10通りの馬券を買う。
コースは直線200m、途中二箇所の障害がある。完全にソリの最後部が入った時点でゴールとなる。
普通の競馬のように、パドックもあり、出走前にはスターターがフラッグを上げる。900kg台の馬体は見事であり、サラブレッド同様血統も重要視されているという。

いよいよ第一レースがスタート。第一障害前まで横一線だが、越したところで一気に差が出る。第二障害までの直線部分は騎手の腕の見せ所で、途中で止まった馬の手綱を引っ張っておいて急に緩めてムチを振るう。
第二障害は馬の実力が出るところ。馬はもっと喘ぐかと思っていたが、案外スムーズに越していく。そしてゴール前。あと1mくらいのところでピタリと動かなくなる馬もいてヤキモキする場面だこの第一レース、一着は2番がダントツで決まり、二着争い熾烈で4番、8番がリードしていたのだが、ゴール直前に6番が割って入って結局二着になり、三着4番、四着8番だった。初っ端からアタリかと力が入っただけに誠に残念だった。
第六レースからはライトが点いてナイター競馬となる。結局二〜七レースの結果はカスリもせず全部ハズレ、第八レースで四枠の馬が出走取消となったことを潮に引き上げてきた。やはり私に博才はないらしい。
帰りに競馬場近くの豚丼の名門「ぶたいち」本店で、ロースとバラ肉が三枚ずつ入った「特製豚丼1200円」を食べる。じっくり炭火で焼いた肉が旨かったが、ここもご飯がちょっとイケないなあ。新潟の無洗米「銀精」を使えと進言してみるかぁ、、、
さあ、明日からまた本格的な走りとなる。天気は「曇りのち晴れ」といまのところは良い。旅も後半戦、慎重に、マッタリと秋の走りを楽しもう。