北海道ツーリング 2015 (八日目) カヌーはサイコー

昨夜は早めに寝たにもかかわらず、今朝は6時半までグッスリ。外は快晴、カラッとした空気が心地よい。8時からの朝飯を綺麗に平らげ、チェックアウト。

宿から坂を下ったところが塘路駅。可愛らしい駅舎だがのろっこ列車運転時には結構な賑を見せるらしい。駅のそばにカヌーショップ「106(とうろ)」があった。
ショップで諸手続きを終え塘路湖畔のカヌー乗り場まで車で送ってもらう。簡単な説明を受け、ガイドさんと二人乗りでイザ出発。このガイドさん、ナント新潟県は小出の湯之谷村出身とのことで、途中、田中角栄・真紀子の話で大いに盛り上がった。湖から続く「アレキナイ川」を下って行くと、カモのヒナタボッコ、エゾジカの姿を視ることが出来た。
まもなく釧路川と合流、川幅も一気に広くなった。動物を探しながら行くと、突如ガイドさんが「オジロワシ」と叫ぶ。必死に目を凝らすもなかなか見えず、近くなってようやく視認できた。何でも近くに巣があってペアで子育て中とか。
姿は確認出来なかったものの岸辺には熊の新しい足跡もある。今春、近くの山で枝打ち作業員が熊の一撃にやられ亡くなったそうだ。釧路川の流れは変化に富み、速いところもあれば淀んでいるところもある。その都度、私もバトルを漕ぎ続ける。90分はアッという間に過ぎ、細岡のゴール地点に無事到着。陽射しは強かったものの渡る川風はかいてきそのもの、8千円の元は十分とった思いである。ゴール地点のすぐそばに線路があり、のろっこ号もデジカメに納めることができ満足、マンゾク。もう一週間もしたらこの付近はカヌー銀座と化し、9月初旬まで続くという。天候もサイコー、まったりも出来たし、言うことないカヌー初体験を堪能できた。
塘路から釧路市内を抜けて一時過ぎに「道の駅しらぬか恋問」に到着。昼飯に名物「スパカツ(918円)」を食べる。アツアツの特製フライパンの上には、軽く炒めたスパゲティにトンカツが載りデミグラスソースがタップリかかっている。ボリュームもあって旨かったなあ。
白糠から国道38号、道々210号、15号とはしり「道の駅忠類」まで一気に走り、わさびソフト(300円)を舐めながら小休止。帯広市内の宿が取れず、ちょっと南の中札内が今日の宿だ。
国道から宿に通じる道に入ると、北海道らしい真っ直ぐな一本道。ところどころ「花畑牧場」の看板がある。ひょっとしたら生キャラメルで有名な田中ナントカの牧場? ということで4時を回ってはいたが行ってみた。閉店間際で客は少なくゆっくり品定めが出来たが、私に縁のないスウィーツ系ばかりだった。
5時前、ペンションにチェックイン。7時からの晩飯には、神戸からのハーレーライダー、香港からの中年夫婦と一緒だった。この夫婦、日本には32回目、うち北海道は6回目の訪問だそうな、スゴイ。
明日はナイタイ牧場、然別湖付近を走り、富良野へ向かう予定だ。富良野の宿は一杯で、初めて相部屋の「ライダーハウス」に泊まることになった。夜のイベントがありそうなので、ひょっとしたらブログが書けないかもしれない。