北海道ツーリング 2015 (三日目) 走りは順調

昨夜は早く寝たので、今朝は5時前に目が覚める。天気は曇り、夜一雨来たのか道路は若干濡れていた。7時から朝飯。得意のバイキングで、カズを盛ったら写真のようになってしまった。温泉なのに、卵はナマだった。

8時過ぎにホテルを出発しRt.40を北上する。
音威子府を過ぎた天塩川の川沿いにある「北海道命名の地」に寄った。国道から外れ砂利道の急坂を慎重に下りていく。「北海道」は、幕末に蝦夷地を探索した三重の松浦武四郎がこの地でアイヌの古老から聞いた話が元となっている。大変意義あるところなのだから、道の舗装等周辺の環境をもう少し整備してほしいものだ。
「こころ旅」の訪問先に立ちたくて「豊富駅」に寄った。花に興味が無いので「原生花園」はとばし、5kmほど離れた「宮の台(サロベツ)展望所」に行く。
眺望は抜群。天候に恵まれれば正面に利尻富士が見えるのだが、残念ながら全体をスッポリ雲が覆っている。このあと海沿いの「オロロンライン」を走るつもりでいたが、利尻が見えなきゃ意味が無いのでノシャップ岬に直行することにした。
稚内まで30kmほどのRt.40は、長い直線あり、ゆるやかなワインディングあり、適度なアップダウンあり、そして何よりガラ空きなのでまったくもって走りはサイコーだった。ノシャップのお目当ては「樺太食堂」での昼飯。バイク本に載っている店で「ウニ丼」の盛りの良さが有名なのだが、大丼4850円はビックリ。大丼で一番安い「五色丼」2160円で我慢する。イクラカニ(肩肉ほぐし)、イカ、ホタテ(たったの半切り2枚)、トビッコで5色はあるが「イカとトビッコ」が圧倒的に多い。理由は、、、。どうしてもコメントを書いてくれというので写真の文を書いたが、もう二度と来ないだろうなあ。

食べ終わってノシャップ岬にちょっと寄り宗谷岬に行く。
今回は宗谷丘陵を抜けて行ったが、感激するほど景色が素晴らしかった。二年前写真を撮った最北端のモニュメントも、今回は岬公園の高台から眺めるだけにして素通りする。
宗谷岬を回ればオホーツク、少し下って道駅「猿払」で休憩し、本日の目玉「エサヌカ線」を走る。ここは国道と海岸線のあいだの牧草地を走る直線道路で、道のハシが空とくっついていて壮観。今日は風も弱く、クルマもバイクも少なくてサイコーだった。
宿に行く前に、近くの「クッチャロ湖」に行く。冬は白鳥やオオワシ、水鳥たちで賑わうそうだが、今日はカモメが二羽水浴びしてるだけだった。
三時半、民宿「トシカの宿」に入る。ライダー達の定宿でデミトリーだが、今日はツインのシングルユースで二食付き6100円だ。
6時半から晩飯。夫婦一組とライダー3人、計5名で同じ鍋を囲むので写真は遠慮した。ジンギスカンの食べ放題に毛ガニとホタテが出るというのが「売り」だが、ジンギスカン以外は微々、びび、更にビビたるもの。肉は、、、それなりに推測すべし。

昨日同様、時折霧雨もあったりして天候はイマイチだったが、絶景の中、気持ち良い走りが出来て満足の一日だった。明日は比較的近い網走に宿をとったから、マッタリと走るつもりだ。それにしても、涼しいをはるかに通り越して寒い日が続いている。風邪引かぬように気をつけなくっちゃあ、、、