北海道、走りだしました

7月2日(木) 北海道ツーリング2015(初日) 新潟は好天
5時に目覚ましをかけ、5時半にバイクを取りに行く。昨日の雨はあがり、青空も見えている。一旦マンションに戻り、荷物の点検をしながらギリギリまで対イングランド戦のなでしこを応援する。PKを互いに決めて前半戦を終わり1−1の同点、ここで時間が来てしまいフェリー乗り場に行く(あとで終了間際に相手のオウンゴールで決勝進出を決めたと聞き、思わずバンザイ。プレッシャーがあればこそのオウンゴール、決してマグレではない。やったぜ、なでしこ)。
9時半ちょうどに乗り場に到着。さすがにバイクは少なめで、これから若干増えたものの20数台程度だった。10時半の定時に新潟を出港する。
今回は一番安いJクラス、大部屋に雑魚寝する私が6480円、相棒が8430円だ。空いていて12人部屋を4人で入る。
Aさんは同年代で若い頃からのライダー。今回はハーレーで10日間程度のツーリングとのこと。
Bさんは50前後のバイクの半プロ。今回はハヤブサで視察を兼ねた1ヶ月の旅らしい。メカは勿論、道路、宿、イベントなどに精通しており、ツーリングの企画運営、専門ツーリングアプリ、雑誌の発行を考えているとのこと。
Cさんは70前後で、車に寝泊まりしながら気ままな道内旅行をするとのこと。
それぞれ自分の計画を披露したり、今までの情報を交換したり、結構楽しい時間を過ごした。

7月3日(金) 北海道ツーリング2015(二日目) 天気はイマイチ
定刻4時半小樽港到着。車、バイクの順で下船する。

4時から開いている「鱗友朝市」で朝飯。人気の店「味さき」で「甘エビ・イクラ丼」1200円を食べる。ちょっと大きめのご飯茶碗程度の丼に甘エビ4尾とイクラ、玉子焼き2ケ、高いか安いか、判断に迷うところだ。
一旦、小樽駅前に出て、Rt.337を海岸線に添って走り、Rt.275で内陸部の鶴沼新十津川、北竜を通り、左折して留萌を目指す。
8時半過ぎ、留萌を一望する「千望台」に到着するが、霧雨が降ったり止んだりで天候はイマイチ。景色はイマニ、イマサンだった。
時間つぶしに、ちょっと南下して増毛に寄ってみる。海岸線から一本入ったところがメインロードで、大正モダン、昭和ロマンが漂う町並みだ。一番有名なのが「旧商家丸一本間家。10時から見学できるということだがそれまで待てず今回は付近をぶらつくだけ。斜め向かいの建物は観光案内所だ。
近くが造り酒屋「國稀」。バイクの後ろに酒造りにも使う湧き水があり、タンクで持ち帰る人が多く来ていた。

驚きは、歩いてたら痩せたキタキツネがふらふら出てきたこと。餌を与える人がいるようだが、これはいかがなものか。増毛町内でお茶をしてから海岸沿いのRt.232を北上し、苫前の「北のにしん屋さん」で昼飯。二年前にも来たところで、今日は「うに丼(中)」1900円を食べる。小樽のモノよりはるかに「オトク」と思うのだが、どうでしょうか。
苫前から少し南に戻り、Rt.239、rt.275で「朱鞠内湖」へ行く。着くまで1時間ちょっと、ずっと霧雨が降り続く。この付近は日本で一番のマイナス40℃以下の気温を観測したところだ。一度来てみたかったのだが、ナンニモなく、二度と来たくないところとなった。

一旦美深に出て、Rt.49を枝幸方面へ20kmほど入った「トロッコ王国」へ。エンジン付きのトロッコで5kmほど廃線となったレールの上を往復するもので、料金は1800円。「右がアクセル、左がブレーキ、ハイ、どうぞ」で走りだす。
結構スピード感も有り楽しい。家族連れで来ると、パパが夢中になってリピーターと化す人が多いそうだ。
16時過ぎ、宿である「美深温泉」に到着。先ずは天然温泉で体を温める。気温は低くはなかったのだが、風が強かったので体感には堪えた。18時から晩飯。ここは二食付き8300円とリーズナブル、オカズもそれなりのリーズナブルだった。
明日は稚内、宗谷を回って浜頓別で泊。雨の心配はなさそうだが、気温は上がらず14℃止まりらしい。3月並の装備で走ろうと思っている。