北海道ツーリング(八日目) パ、パンクだ〜

「スッキリす」まではいかぬが今朝もまあまあの天気。7時半から下の食堂で朝飯、味は勿論だが彩りの見事さに感激する。
8時過ぎにチェックアウト。しかしここからが一苦労あった。というのも敷地内に駐輪したがここは未舗装の砂利道、しかも緩やかな傾斜がありバイクを回すのに一汗かいた。
この天気の中、どうしても日本海側を走りたかった。一旦、ニセコの街中に戻って満タンにした後、66号線(通称パノラマライン)を抜け岩内に出る。ここから229号線をひたすら南下する。1時間半ほど走り、道の駅「シェルプラザ・港」で休憩してお茶を購入する。このペットボトルのお茶があとで私を救ってくれた。
さらに南下を続け、寿都町島牧村を通過する。11時過ぎ、道の駅「島牧」を5kmほど来たところで後輪が「パン」と弾け、途端に「ズーズー」と引きずるような感じでスピードが落ちる。「こりゃあパンクだ」と直感し、バイクを路肩に寄せる。ものの見事にタイヤが摩耗しぺちゃんこになっている。付近を歩き、場所を確認してハーレー・オーナーズ・クラブで掛けている保険屋に連絡する。この保険は修理費以外のすべてを負担してくれる。
ほどなく「1時間半ほどでバイクを引き取り、函館の修理業者に運ぶ」との連絡があった。
時間は正午近い。「モッタ海岸温泉旅館」なる看板を見つけ、昼飯食べれるか聞いたが「ダメ」とのこと。特に腹が減っているわけではないが、食べれないとなると無性に何か食べたくなる。ハタと思い出したのが新潟から持ってきたツマミの残り。サラビーナと柿の種が一袋ずつ残ってた。これに買ったお茶があれば、夕方までは餓死しないだろう。
結局、連絡あった時間より大幅に遅れ、2時半近くになってJAFがやっと到着。積んで函館のハーレー代理店の修理工場に着いたのは6時半過ぎになってしまった。幸いタイヤ、チューブとも在庫があるということで明日の午前中には修理は終わるらしい。
移動中に連絡があり、部品がなくて待機となる場合は、修理完了後のバイクの新潟までの搬送、私の新潟までの旅費が保険から出るということだった。こんなことがあると、ハーレー年会費1万円プラス保険料年3千円は決して高くないかもしれない。
チャチャの付いたツーリングを続行スべきか否か、今後の天気予報も見ながら、明日、じっくり考えよう。